丸1年を編入試験に費やしたために,いわゆる"ガクチカ"が1年分抜けていることに気づきました.
そろそろなにか挑戦したいなぁということで,とりあえずAWS認定試験の第1歩,AWS Certified Cloud Practitionerを受験してきました.
本当ならCCNAやLPIC(LinuC)をとっていきたいところですが,受験料が高すぎるので 有名すぎてライバルは軒並み持っていそうなので,あえて脇道から攻めていこうという策略です.
試験概要
AWS認定試験は以下の区分で実施されています.(2022/07現在)
参考までに,私が思う「必要な勉強量」をIPAの情報処理技術者試験になぞらえて表しました.
役割別認定
ベーシック (ITパスポートくらい)
アソシエイト (基本情報技術者くらい)
- AWS Certified Solutions Architect - Associate
- AWS Certified Developer - Associate
- AWS Certified SysOps Administrator - Associate
プロフェッショナル (応用情報技術者くらい)
専門知識認定
スペシャリティ(各種高度試験くらい)
スケジュール
6/27 16:20:昨日TOEICを終えた開放感から,ふとCLFを予約
6/27 20:50:「なんかいけそう」と予約変更(7/16→7/3)
7/3:受験,合格
勉強法
前提
情報分野の知識
クラウド周辺の知識
AWS, GCP, Oracle Cloud:VM・DNS・NW周りのみ操作経験あり
「マネージドサービス多すぎてわけわからんから,とりあえず全部EC2で良くない???」状態
①参考書
とりあえず以下の書籍を読んで,AWSがどういったものなのかを理解しました.
解説のほか,各章末にある演習問題も含め単純明快で分かりやすかったです.
初見だと少々分厚く感じますが,案外サクサク読めます.
②演習
次に,以下のサイトで問題演習を行いました.
上記書籍のAmazonレビューではUdemyやkoiwaclubがおすすめされていましたが,個人的には以下で十分だと感じます.
会員登録してから利用すると,統計や未回答問題・不正解問題のみの演習ができて便利です.
本番の試験では英語から翻訳した問題文・選択肢が用いられますが,機械翻訳なのでしょうか,なかなか劣悪な文面です.
独特な表記に慣れるためにも問題演習は須要だと感じました.
140問ほどありますが,試験前日に一度解いてみたところ正解率83%.受験直前に不正解問題を改めて解き直すと98%になりました.
7割取れれば合格なので,十分だったと思います.
感想・今後の展望(?)
インスタンス・サブネットなどの単語が理解できる人であれば,思いつきから1週間以内に合格することは十分可能と思います.
(もはや簡単すぎて受験料の無駄という声も聞こえてきそうです.SAAから受けてもいいかも)
年4回の試験で徹底的に鍛えられている情報系高専生なら,一夜漬けでも対応できそうです.
今月末にあるTOEICと大学の定期試験を終えると夏休みに入るので,より上位のAWS Certified Solutions Architect - Associate や CCNAなどに挑戦するつもりです.
経済的な余裕があれば,もっと早い段階からLPICやCCNAなどやってみたかったんですけどね.なかなか学生には手が届きにくい価格帯です.......