とりあえずの記録

はじめは同学科の人向けのナレッジまとめでした

JUNOS First Step

自分用のメモです.

 

Junosの基本設定

https://www.juniper.net/assets/jp/jp/local/pdf/dm/dayone/7100105-001-JPN.pdf

IOSエンジニア向けJunos解説

https://www.juniper.net/assets/jp/jp/local/pdf/dm/dayone/JunosforIOSEngineers_JP.pdf

Junos CLIの探求

https://www.juniper.net/assets/jp/jp/local/pdf/dm/dayone/junos_j_ol-web.pdf

 

from: https://twitter.com/PutStickerOn/status/1727888884913328245?s=20

手元にある長文をChatGPTに要約してもらう

ChatGPT 4では,URLを渡して中身を参照してもらうことができます.
与えたテキストに対する要約,探索などを行ってもらうことができるため,比較的はっきりとした答えが返ってきます.

しかし,Webに公開されていないデータ,あるいは公開されているもののpdfやGoogle Docs形態であるためにChatGPTに読ませられないケースも存在します.

PDFファイルを読ませる

通常,PDFファイルのURLを渡すと「PDFは読めない」と怒られます.
次の方法を試してみてください.

PDFをGoogleDriveに保存し,当該ファイルを右クリックして「アプリから開く」→「Googleドキュメント」をクリックします.
これでOCR(テキストデータ化)されます.
引き続き,次の節に進んでください.

Google Docsを読ませる

通常,Google DocsのURLを渡すと「JavaScriptが無効なので読めない」と怒られます.
次の方法を試してみてください.

左上の「ファイル」から,「共有」→「Webに公開」を押し,公開します.
生成されたURLをChatGPTに渡すと,無事読んでくれます.

いちいちWebサーバを立てたり,GitHubAmazon S3などに上げたりする必要が無いので楽ですね.
もちろん,インターネット上に公開される( & ChatGPTの学習に利用される)ので,掲載してもよいものかどうか十分注意してください.

使用後は「ファイル」から,「共有」→「Webに公開」→「公開を停止」としておいたほうがよいでしょう.

以下のURLを参照して,内容を日本語で要約してください

のように使うと,いくばくか楽ができます.

HPE ProLiant DL360にSSDを増設する - Proxmox

ProLiantに民生品のSSDを増設して,Proxmox上のVMで利用できるようにします.

今回は1本しか追加しないためRAIDの恩恵を受けられません.
よって近いうちに吹っ飛ぶ前提で,既存のLVMに追加するのではなく新たなLVM Thinpoolを作成し,その中で作成した新たなボリュームを既存のVMに追加で割り当てるようにします.

ほぼ自分のためのメモ書きですが...

  1. 挿す
    1. 今回はキャリア(マウンタ)を用いず,自己責任で民生品のSSDを刺しました.
      iLOでDegrated (Not authorized)と通知が出ますが,使用はできます.
  2. RAIDコントローラの設定
    1.  iLOなどでコンソールにアクセス
    2. 再起動させ,起動中の画面でF9を押下しSystem Utilitiesを選択
    3. System Configurationを選択し,Enter
    4. RAIDコントローラを選択し,Enter
    5. Exit and launch HP Smart Storage Administratorを選択し,Enter
    6. GUIが操作可能になるまでしばし待つ
    7. SmartArrayをクリック
    8. Configureをクリック
      1. ちゃんとRAIDを組むならCreate Arrayをクリック
      2. 1本だけで使いたい(RAID 0)ならCreate Array with RAID 0をクリック
    9. 使用するディスクを選択し,Create Arrayをクリック
    10. (Create Arrayを選択した場合は) RAIDの仕様を入力
    11. Create Logical Driveをクリック
    12. 確認し,問題なければFinishをクリック
    13. (Create Arrayを選択した場合は)新たに生成されたLogical Volume xをクリックして,右カラム下部のParity~に進捗が確認できる
    14. 右上の×で閉じる
    15. 右上の電源マークをクリックし,Rebootをクリック
  3. 注:通常であれば,lsblkなどで認識されていることを確認して,partedなどでパーティションを作成,任意のファイルシステムでフォーマットをかけてマウントして終わりです.
    以降,Proxmoxで利用する方法を示します.
  4. Proxmoxでの設定 - ノード内
    1. ProxmoxのWebコンソールにアクセス
    2. 増設したノードをクリック
    3. Disksをクリックし,増設したディスクのデバイス名(e.g. /dev/sdb)を確認
    4. 注:既存のLVMに追加割当したい場合は,LVMをクリックし,既存のLVMを選択して内部の手順に従ってください.
      以降,新たなThinpoolを作成して新規のボリュームを作成する方法を示します.
    5. LVM-Thinをクリック
    6. 上部の Create: Thinpoolをクリック
    7. 増設したディスクが選択されていることを確認し,任意の名前を設定してCreateをクリック
  5. Proxmoxでの設定 - VMに割当
    1. ProxmoxのWebコンソールにアクセス
    2. 追加したいVMをクリック
    3. Hardwareをクリック
    4. 上部のAdd→Hard Diskをクリック
    5. Storageにて,先ほど追加したLVMグループ名を選択
    6. Disk sizeにて,追加で割り当てたい容量を選択
    7. Addをクリック
  6. ホストでの設定
    1. 当該VMのシェルにアクセス
    2. lsblkで認識しているか確認(e.g. sdb)
    3. sudo suでスーパーユーザーに
    4. パーティションの作成
      1. parted /dev/sdb
        1. mklabel gpt
        2. mkpart partition-name 0% 100%
        3. set 1 lvm on
        4. print
        5. quit
    5. LVMグループの作成
      1. PV(Physical Volume)作成 
        1. pvdisplay
        2. pvcreate /dev/sdb1
        3. pvdisplay
      2. VG(Volume Group)作成
        1. vgdisplay
        2. vgcreate vg-name /dev/sdb1
        3. vgdisplay
      3. LV(Logical Volume)作成
        1. lvdisplay
        2. lvcreate -n /dev/vg-name/lv-name -l 100%FREE vg-name
          1. 後に増やすことは容易にできるが,縮小にはマウント解除が必要なので必要最低限にしておくことを推奨.
            (ルートディレクトリの場合,マウント解除しての操作=別のVMでの操作が必要...)
        3. lvdisplay
    6. ファイルシステムの作成
      1. mkfs -t ext4 /dev/vg-name/lv-name
    7. マウント
      1. mkdir /hoge のように,マウントポイントを作成
      2. ls /dev/mapper でマウントするファイルシステム名を確認
      3. vi /etc/fstab
        1. 末尾に
          /dev/mapper/vg--name-lv--name /hoge ext4 defaults 0 1
          といった形で追記
      4. mount -a
      5. df -h

参考にさせていただいたサイト

Partedによるパーティション作成+LVM作成+ファイルシステム作成+マウント処理 - manatee-itの備忘ログ

https://help.arena.ne.jp/hc/ja/articles/4402359195799-%E8%BF%BD%E5%8A%A0%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%9E%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%88-Ubuntu20-04-Ubuntu22-04-

Parted を使ってディスクを初期化する #Linux - Qiita

Ubuntu DISK増設 | itcore 2016

【 lvcreate 】コマンド――論理ボリュームを作成する:Linux基本コマンドTips(337) - @IT

@IT:/etc/fstabに記述されている数字の意味

forkしたrepositoryについて,新たにbranchを切ってcommitをpushするまで

タイトルがルー大柴のようですね.
自分用のメモです.まだよく忘れます.

git checkout master
git pull upstream master
git checkout -b ブランチ名
code . (編集)
git add .
git commit -m "コメント"
git push --set-upstream origin ブランチ名

IETF 117 現地参加記 Vol. 8 旅を振り返って.

この度,JPNIC様の国際会議参加支援プログラムにご採択いただき,IETF 117に現地参加させていただける運びとなりました.

2023年度 IETF参加支援 - JPNIC

初めての渡米,初めてのIETF Meetingということで,可能な限りの情報をここに残しておきたいと思います.

このページでは,帰国日及び帰国後感じたことについて記します.
長らく続いた本シリーズも,この記事で最後です.

その他の記事は以下よりご覧いただけます.

tamasan238.hatenablog.com

空港へ

1週間とちょっとのサンフランシスコ生活も,いよいよ終わりのときを迎えます.
まだまだお話したかったこと,見たかったところに後ろ髪を引かれつつ,来たときと同じようにBARTに乗って空港へ戻ります.

寂しさを感じます.

空港でJALロゴを見つけ,いよいよ帰国するのだと実感.

鶴丸を見ると安心しますね.

動く歩道を通って,待機スペースへ

ちょっとお腹がすきましたので,保安エリア内の店で軽めの腹ごしらえをすることにしました.

これもまた美味しかったのですが,
とってもボリューミーで...

快適な空の旅

いよいよ搭乗.

たまたま空席をまたいだお隣がたくあんさんでびっくり.
往路より所要時間は長かったはずですが,快適でした.

さらばサンフランシスコ.

1年半ぶりの再会

何事もなく,無事に羽田に降り立つことができました.

そして羽田には,高専を卒業して以来会えていない同級生が...!
国内線に乗り換えるまでのほんの短い時間でしたが,久々に会話を楽しみました.ありがとう.

北九州は田舎なので(諸説あり),バスラウンジに飛ばされました.

初めてのバスラウンジ.

ほぼ記憶のない国内線

羽田-北九州はおよそ90分のフライトです.
往路はとてもわくわくしていましたが,およそ10時間の国際線を経験すると短く感じます.

そして,時差の関係からとにかく強い眠気に襲われていたことを覚えています.
搭乗後,ウェルカムドリンクでスカイタイムを頂いたところまでは記憶にありました.
次意識が戻ったのは,着陸準備に入るタイミングでした.

爆睡できるほど快適な空の旅を,ありがとうございました.

日本に帰り着いて.

さて.

私にとって,今回が初めての海外渡航IETFでした.
それにも関わらず,こうして数え切れないほどの学びを得て無事に日本まで帰ってこれたのは,間違いなく木村様・花井様・五島様を始めとするJPNICの方々,GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社の菅野様・酒見様,そして現地でお話させてくださったみなさまのお力添えによるものです.
ありがとうございました.心より御礼申し上げます.

特に木村様からは,IETFコンテンツの辿り方に限らず,搭乗前・航行中・入国審査・生活面・関係のみなさまへのご挨拶の仕方から始まり,9日間常に温かいご支援を賜りました.
決して与えすぎず不足することもない,必要十分なサポートをいただき本当に助かりました.
おかげさまで,1人も知り合いのいない・母国語も通じない環境で塞ぎ込むこともなく,IETF Meeting及びサンフランシスコ生活を満喫することができました.ありがとうございました.

今回の旅では,IETF WG Meetingで議論されていた内容に加え,大きく以下の3点について思慮を巡らせることができました.
順にまとめておきたいと思います.

サンフランシスコに生きる人々に見える,社会構造の問題

私が今回サンフランシスコの街に降り立って,初めに覚えたのはマ◯ファナの香りでした.
(念のため記しておきますが,吸ったわけではありません.)
そして,街にはあちこちにホームレス生活を送る人々がいて,薬物でうなだれてゾンビ状態となったまま街を闊歩する人や,逆に奇声を発しながら駆けずり回る人も数名ではありません.
飲食店やスーパーには店頭に屈強そうなセキュリティが立ち,そうした人々が店に入らないよう見張っています.

一方で,スーツをパリッと決めたビジネスマンや観光客は,ランチ1食4,000円はするような飲食店にスイスイと入り,1泊何万円もするホテルで冷暖房の効いた快適な空間の中,暖かい布団に入ってぬくぬくと睡眠を取るわけです.
壁を1枚隔てるだけで,とんでもない格差が生じている現状を目の当たりにしました.

また,全裸の女性が高速道路上で走りゆく車に銃を乱射して逮捕されたり,我々の6km先で市民が警官に撃たれて亡くなったりというニュースを耳にしました.
大の大人であっても,日が暮れたら安全に街を歩くことはできない街のようです.

仕事を終えて家に戻り,妻や子どもと夕食を共にできるか分からない生活を送りたいでしょうか.

何らかの事情で職を失った労働者を支える,セーフティネットの大切さを実感しました.
根本的な改善が行わなければ,近い将来サンフランシスコに子どもはいなくなり,廃れてゆくだろうと思います.

どこを切り取っても美しい街並み,美味しいごはん,歴史のある観光名所など,魅力あふれる街だからこそ,影の面が大きくなり続けている現状がとても惜しく感じました.

IETFにおける多様性尊重の動きから考える,D&I関連の問題

詳しくは以下の記事(の,特に後半)をご参照ください.

IETF 117 現地参加記 Vol. 6 Plenaryで感じた,IETFの光と影 - とりあえずの記録

「"old white guy"ばかりじゃないか」と問題提起する人々がいて,「そもそも候補者が偏っていたのだ.我々はアイデアを求めている.」と述べるChair.そして,「今そこに座っている皆さんはとても頑張っている.しかし,聴衆にはもっと多くの女性や過小評価されている人々がいる.」と現状を冷静に俯瞰して建設的な議論に繋げる参加者.

確かに現在のChairには偏りがありますが,多くの人がそれを問題として意識し,考え,各々の意見を述べている姿に,私は感じるものがありました.

これが "伝統的な" 日本組織だったら,どうなっていたでしょうか.

日本におけるインターネット技術者の育成に関すること

今回,日本からは約60名の参加者がおり,うち約40名が対面参加とのことでした.
こうして見ると結構参加しているようにも感じますが,全体のわずか3.9%であることに注意が必要です.

参加者の一覧を以下で見ることができます.(掲載を承諾した方のみ記載されています)

IETF Registration - Participants

国名を日本と設定している社員をIETF 117に送り出した企業/団体は,以下の通りです.

bibital LLC / NICT / Preferred Networks / ALAXALA Networks / Google / SoftBank(WIDE) / WIDE / JPRS / NTTコミュニケーションズ / JPNIC / SECOM / GMOサイバーセキュリティ byイエラエ / 楽天 / Fastly / DigiCert / WIDEプロジェクト (順不同,敬称略)

これには,参加に要する費用を出した企業以外にも,費用は個人持ちだが出勤扱いとした企業なども含みます.

そして企業からいらっしゃている方の多くは,「自社で取り組むプロジェクトに関して書いているDraftをRFCとして標準化するために,頑張って予算を押さえて参加している」と仰っておられました.
実際,各企業からはそれぞれ1,2名ずつのご参加が多かったようです.

なお,このうち学生・若手エンジニアの割合はとてもとても小さいものでした.そしてそのほとんどがWIDEによる支援だったようです.
前々からWIDEは気になっていたのですが,なかなか情報が掴めていません.こういった支援プログラムをなされていたことも,実際に話して初めて知りました.

こうした中,日本国内においてこれからのインターネットをつくる技術者を育てるにはどうするとよいのでしょうか.
有り余るほどのふんだんな予算があれば,希望する学生を皆こういった場に連れてくるというプランもあるかもしれません.しかし,それは現実的とは言えません.

また,学生の立場で考えてみても,研究活動でRFCに携わることはあれど,各々の目的のために公開されているRFCを読み解いて活用する程度であることが多いのではないでしょうか.
社会人と比べるとたくさん時間があるとはいえ,draftの作成や議論ができるほど専門的に当該技術にのめり込める学生は果たしてどれほどいるのだろうかと考えます.

以上のことから,IETFほどコストがかからず,かつ将来的にはIETFのような標準化の場でプレゼンスを発揮できるようになるための,橋渡し的存在が求められているのではないかと思い立ちました.
これならば,世界規模で実施する必要はありません.日本の学生に対し,母国語で学び合える場を提供できればよいのです.

私は当初,RFCがこれほどオープンに作り上げられていることを知りませんでした.
きっと,日本で情報技術を学んでいる学生の何割かは同じ認識でいるのではないかと思います.

まだまだ考えるべき要素は多分にありますが,行動を起こさなければ現状は変わりません.
私はこの度,現在所属している大学において,Google Developer Student Clubs - Kyutech Chapter を立ち上げることにしました.
これまでに築き上げてきた基礎的な技術力やマネジメントスキルに加え,今回の経験を活かして,より多くの学生の接点をつなぎ,お互いを高め合える環境を作りたいと考えています.

そして,JPNICのみなさまとも何かしらの形で今後国内での周知広報・議論促進に繋がる活動にご協力させていただく予定です.

最後に

改めまして,今回このような気づきを得る機会をくださったJPNICのみなさまをはじめ,ご出資を賜りました関係企業/団体の方々,そしてIETF Meetingを滞りなく運営してくださった関係のみなさま,素敵な滞在を叶えてくださったホテルスタッフや航空スタッフのみなさま,そして現地やSNS上でお話の場を設けてくださったすべてのみなさまに心より感謝申し上げます.
誠にありがとうございました.

私はおそらく次回のIETF Meeting 118@Pragueへの参加は叶いません.
しかしながら,私が今いる環境で私にできること,私だからできることに精一杯取り組んでゆく所存です.

またどこかでお会いできることを楽しみにしています!

Vol. 1はこちら.

tamasan238.hatenablog.com

ほかの方の参加記も,読んでみませんか?

momoka0122y.hatenablog.com

blog.unasuke.com

engineers.ntt.com

gmo-cybersecurity.com

https://s01.ninja/ja/blue-orb.html

(見つけ次第,他の方の記事へのリンクも追加予定です.書いたけどまたリンクされてないよ!という方は,ぜひコメント欄や各種SNSなどでお知らせください☺️)