各記事で共通する部分なので,ここだけ別記事にしました.
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公開鍵の配置
インストーラー上でGitHubなどからインポートした場合は不要です.
そうでない場合,以下の手順で公開鍵を配置します.
% mkdir -m 700 ~/.ssh && install -m 0600 /dev/null ~/.ssh/authorized_keys
~/.ssh/authorized_keys を開き,公開鍵を置いておきます.
sshd_configの変更
ここからはrootで作業します.
% sudo su
sshdの設定ファイルを開き,自らの環境に応じて変更します.
# vi /etc/ssh/sshd_config
私は今回,以下の箇所を変更しました.
ポートを変更し,IPv4によるログイン試行を許可.
Port [PORT]
AddressFamily inet
ログの吐き方を変更.
SyslogFacility AUTHPRIV
認証周りの制限を変更.
LoginGraceTime 1m
PermitRootLogin no
MaxAuthTries 3
パスワードによるログインを拒否.(事前に公開鍵置いてね)
PasswordAuthentication no
ログイン可能ユーザを指定.
AllowUsers [USERNAME]
構文にミスがないかチェック.
# sshd -t
設定を適用.
# systemctl reload sshd
念の為に別タブで新規SSH接続を起こして,きちんと接続できるか試しておきます.
正しいユーザ名・ポート・(配置した公開鍵と対になった)秘密鍵であるにも関わらず接続できない場合は,落ち着いて /etc/ssh/sshd_config を開き,ミスがないか確認します.
それでは,元の記事に戻って続きを進めてみてください.